室外機カバーをDIYするときのポイント
お庭のエクステリアを考えるとき、エアコンの室外機が無機質で気になるという人も案外多いかもしれません。そういう場合は、オシャレな室外機カバーを取り付けるという方法があり、さまざまな商品が販売されているのですが、もちろんDIYで簡単に作ることも可能です。そこで今回は、室外機カバーのメリットとデメリット、そしてDIYで作るときのポイントについて紹介します。
室外機カバーのメリットは、「見た目をオシャレにできる」ということで、それを目的に設置する人も多くいると言えるでしょう。しかしそれ以外にも、「雪や台風から室外機を守れる」ことや、カバーによって日光を遮ることで冷房効率をアップさせ、それが「節電になる」という実用的な利点もあります。
ただしデメリットとしては、空気の流れを悪くして「冷暖房の効率を下げてしまう(電気代が上がる)」ということが挙げられます。エアコンというのは、室外機によって熱気や冷気を外に出すことで冷房や暖房を行っているので、カバーで空気の流れを遮ってしまうと、冷暖房の効率が悪くなってしまうのです。そのため室外機カバーは、エアコンを使用するときにすぐ外せるものか、または空気の流れを遮らないように隙間の多いつくりのものにする必要があります。
室外機カバーをDIYで作るときのポイントは、先ほども説明したように「隙間の多いつくりにする」ということです。できるだけ空気の流れを遮らないようなつくりにすることが、一番重要なことだと言えます。簡単なDIYの方法としては、すのこや、網目状に組まれた木製フェンスを使うというやり方があります。すのこや網目状のフェンスは隙間が多いので、室外機カバーに最適ですし、それらをL字金具とビスで固定するだけで作ることが可能です。さらにニスやペンキを塗れば、オシャレにできますし、耐久性もアップします。もっとこだわったつくりにしたい場合は、木材を一から用意するという方法もありますが、簡単に作りたいのであればすのこなどを使った方法がおすすめです。