月: 2021年6月

成人式写真に使える日本庭園を作るコツ

成人式では、和装をする方もあります。和装には日本庭園が良く似合うため、自宅の庭をアレンジしてみましょう。日本庭園風のエクステリアを作るときにはいくつかコツがあるので知っておくと便利です。

●和を意識して日本庭園を作ろう
日本庭園風のエクステリアは文字どおり、日本の庭を意識して作る必要があります。例えば草木や石畳、砂利、土、苔などを利用して庭を作りましょう。人工的でわざとらしいコーディネートでは、不自然になってしまいます。あくまで自然の情景を庭に再現しないと日本庭園風にはなりません。
日本をイメージさせる草木を使うのなら、紅葉やサクラなどを植えるのがおすすめです。これらの樹木は季節をイメージさせるものでもあるため、風流な庭を作ることができます。
また「景石」を使用して庭をデザインをします。景石とは観賞用の石のことです。やや大きめの石で、特別な機能などはありません。景石はどれでも良いというわけではないです。庭のイメージに合う大きさ、色などを指定してバランスを取りましょう。
なお、和のイメージを強調させたいのなら鹿威しを使うのもおすすめです。鹿威しは、手水鉢(ちょうすばち)とセットで使います。手水鉢は鹿威しから流れる水を入れる役目を持ちます。もともと神社などで、手をすすぐために使われていたものなので、日本庭園風のエクステリアを実現するために活用できます。

●クールに仕上げるなら枯山水がおすすめ
枯山水(かれさんすい)とは、日本庭園の様式の1つとして知られているデザインです。庭には多くの砂利を敷いて、景石を配置します。景石の周りは水の波紋のような模様を描き、まるで庭が水面にあるかのようなデザインを行います。
京都のお寺などでよく見られる光景なので、参考にしてみると良いでしょう。枯山水の特徴は、とにかくシンプルなデザインにすることです。一般的な日本庭園風エクステリアよりも、草木の数は少なくグレーカラーで統一をします。まるで水墨画のようにグレー色の強い風景のため、赤や黄色などの鮮やかな着物を引き立てることができます。