月: 2021年6月

日本庭園風エクステリアの砂利について

日本庭園風のエクステリアを構築する際に砂利を庭に敷き詰めることがあるのですが、この砂利、敷き詰める際注意点があります。砂利は、ただ単純に地面に敷き詰める方法とコンクリートの上に添えて固定する方法があります。ただ単純に砂利をばらまくタイプの利点は、ホームセンターなどで砂利を大量に購入して自分でまけば日本庭園風エクステリアを構築しやすいという利点がありますが、反面、砂利は固定されてませんのでちょっとしたはずみでどこか敷地外に飛んでいきます。

そのため、補充を必要とするのが砂利を庭にばら撒くタイプの欠点になります。また、このばらまくタイプは、玉砂利など丸井砂利によっては雨などでぬれるとコケなどが繁殖し滑りやすくなるものもあり、固定化されてませんので苔が生えた砂利は廃棄しないといけない場合もあります。そのため、私の経験からすれば、日本庭園風に用いる砂利はあえてコンクリート内に埋め込んで砂利道を演出するほうが良いです。こちらの場合であればコンクリートでまず道筋をつけてからその上に砂利を引けば固定されますので固定された砂利は苔が生えても後から掃除することがよいです。

このコンクリートタイプの利点はコンクリートが砂利を固定化してくれている間はとても砂利がきれいな状態で道路のように形成されることです、反面、コンクリートが劣化してくると不純物である砂利玉がはがれ劣るという問題がありますが、それを踏まえても維持費があまりかからないです。というのも砂利は実は維持費が発生するものがありまして、だんだんと劣化して使えなくなるものというのが存在します。防犯用の大きな音がする防犯砂利がまさにそれで、大きな音がして侵入者の存在を知らせてくれる砂利がありますが、あれは実は寿命があり、だんだんと医師が太陽光で劣化することで音が出なくなるということもあり、交換を必要とします。ですので、日本庭園風のエクステリアに使用する砂利はあえてコンクリートに埋め込んで道路のように見せるかばら撒くかという選択肢どちらを選ぶかが重要になるのです。