クローズ外構は、門も含めて家の境界を囲む壁やフェンスを設けるスタイルを言います。これに対して、特に設けないスタイルはオープン外構となります。プライバシーが保ちやすいクローズ外構は、人目を気にせずに生活したい方に適しており、高めの壁にすることで視界をしっかり遮ることが可能です。外から建物も庭も全く見えないため、より自由な暮らしを実現できます。

住宅地や通りに面した場所でも、プライバシーを保てます。クローズ外構を選ぶ場合は、その設置に費用が掛かり、またそのための土地が必要になります。もし土地に余裕がない場所で高い壁の外構を設けた場合、圧迫感が気になる可能性があるでしょう。そのようなケースでは、視界を遮りながらも圧迫感を感じさせない素材が選べます。また高い壁を設けた場合、環境によっては風通しが悪くなったり、日当たりに影響が出ることもあります。これらの条件は、高い壁の外構を選んだ場合のデメリットとも言えます。もし土地の広さやその土地の環境が高い壁に適さない場合は、デメリットを解決できるエクステリア商材で検討してみましょう。

クローズド外構を選ぶ理由が、境界をハッキリさせることにあるならば、開放感があるフェンスなどで囲むと言った方法もあります。また視界を遮りたい箇所のみ、中が見えない壁やエクステリアを選んで、その他の場所は低いフェンスを利用すると言ったプランも可能です。最近は視界を遮りながら明るさや風通しを確保できるエクステリアも増えており、環境に合わせて選べます。建物の様式に合うデザイン性に優れたものも豊富に揃っていますから、外観を損ねないクローズ外構が可能です。外構の工事を行う場合は、エクステリアの専門業者を利用することが多いのですが、プロに依頼すればトータルプランが可能です。現状の環境を的確に判断して、デザイン性の高い最適な外構プランを提案してくれます。もしご自身で行う場合は、クローズ外構のメリットやデメリット、施工事例や失敗談などをしっかり調べて計画的に取り掛かるようにしてください。また選ぶエクステリア商材も、より広い視野で検討していきましょう。