美しくガーデニングしようと気合を入れて作った庭なのになんだか億劫になってしまい放置しっぱなしになってしまう。そんなケースは少なくありません。ガーデニングを続けるのに本人の意欲は大切ですが庭そのものが意欲をそぐような作りでは前向きな気持ちも長続きせず中途半端に終ってしまいます。
今回は、自然と意欲がわくようなガーデニングしやすい庭づくりのコツを3つ紹介します。
世話しやすい植物を選ぶ
ガーデニングに欠かせないのが庭を美しく彩る植物です。
きれいな花を咲かせるものや豊かな緑が生い茂るものなど品種によってガーデニングの方向性は大きく変わります。出来ることなら見た目の美しい植物で庭をいっぱいにしたいところですが庭に植える植物は全て人の手による世話が必要なことを忘れてはいけません。
繊細で世話に手のかかる植物を選んでしまうとガーデニングの難易度は一気に跳ね上がります。負担が少なくガーデニングしやすい庭をめざすなら丈夫で手のかからない植えっぱなしでも育つ植物を優先的に選びましょう。
寒さや病気に強い多年草なら植えっぱなしでほとんど世話をしなくても毎年しっかり成長し花を咲かせます。ガーデニングの定番として人気のチューリップに水仙や美しい花で人気のグラジオラスにカラーなど球根で育てる植物は総じて手がかからずガーデニングしやすい庭の花としておすすめです。
水回りを使いやすくする
ガーデニングしやすい庭のポイントになるのが水廻りです。
植物の水やりだけでなく掃除や水遊びなど庭では水の需要がいろいろあります。水が必要になるたびに家の中からホースを引っ張ってくるのは面倒ですし取り回しも悪過ぎます。屋外用の水栓を設置して気軽に水が使えるようにしておくとガーデニングがはかどります。
せっかく水栓をつけるのですからガーデニングの雰囲気にあったデザインにすると庭のイメージがグンと上がります。レンガ風や土づくり風などは欧風ガーデニングの庭にピッタリですし自然石を使ったデザインなら和風のガーデニングでも違和感がありません。ホースの長さや植物の位置を考えて使いやすい場所に設置しておくと便利です。
地面を舗装する
ガーデンニングしやすい庭をめざすなら地面を舗装するのもひとつの選択肢です。
せっかくの庭なのに舗装してしまうの、と思われるかもしれませんが土の地面には常に雑草の問題がつきまといます。せっかくガーデニングしたのに毎日草むしりに追われるのは負担が大きすぎますし少し放置するだけでボウボウと生い茂ってしまう庭では問題ありと言わざるを得ません。
植物を植える予定がなく通路として使っている部分のみを選ぶなどある程度土の地面を残しつつも適度に舗装するだけでガーデニングのしやすさは大きく改善されます。